アイランドな日々

ギタリスト岡本博文のブログです

昔の愛器

 

f:id:okamotoisland:20120326184947j:plain

昔、と言ってもそんな昔でもないです。Jawango Trioというアコースティック主体の活動をほぼ休止して、マーティー=ブレーシー(ドラムス)やら、清水興(ベース)さんとエレクトリックのセッションをさせてもらったり、小沼さんや山本恭司さんとセッションしたり、試行錯誤をしていた2004年頃は、ずっと使ってましたから。Moonというメーカーのストラトモデルです。22フレット。買った当初は、EMGのピックアップが付いた、バブリーな匂いのする『ザ=フュージョン!』という感じのギターでした。。


結構、良い音出そうと毎日苦労していました。相当悩んだ。イーストヴィレッジギターのがんさんのところに本当に何度も持って行きました。最初はメタルのピックガードがついてたので、プラスチックに変えてもらい、EMGのセットをダンカン(だったとおもう)の古いピックアップを見つけてもらって付け替えてもらい、あそこのネジを変え、ここの部品を変え。

使っってるアンプが悪いのでは?とVOX AC-30、フェンダーのブルースなんとか(忘れた)フェンダーのツインアンプ。
色々変えました。ディストーションも毎月のように変わったんじゃなかろうか。
で、結局、フェンダーのオールドをがんさんに無理を言ってゆずってもらって。結局、すべてそれで解決しました。
やっぱり、僕は、メイプルネックと相性が良くないんでしょうかね。そんな気がします。

 

この前 、その山本恭司さんが、FBにフレットレス=ギターをアップしてて「どうですか?」「面白いよ〜」という話になり、煮ても焼いて、なかなか食えなかった、このギターのフレットを「えい!抜いてしまえ!」と思ったのです。
そう、私がそういう変なギターを弾かずになんとしょう。私がやらずして誰がやる。 

 

そう思ったものの。

 

このギター。久しぶりに弾くと、持っている間にオールドになってます。(笑)なかなか乾いた、木の鳴るウエストコースト=アメリカン=ロックなギターではないですか。

 

急に愛着が湧き、とっても迷っています。 
80年代のMoonのストラトモデル。