アイランドな日々

ギタリスト岡本博文のブログです

明日から、名城公子さんのサポートで沖縄入り

明日から、沖縄入りして、ライブのサポートをして来ます。写真は過去2年間のもの。

FBより詳細に書きます。

名城公子(シンガーソングライター)のサポートです。彼女は、気がつくと必ず、関西のOkamoto Islandの演奏には来てくださる常連さんだった。佐伯さんから紹介され、彼女が10代の頃、注目の新人シンガーソングライターだった事を聞かされていた。

最初にサポートしたのは、2012年、沖縄フォーク村大同窓会というイベント。何十人もの70年代には、そうとうぶっ飛んでいただろう還暦近い男女(今も貫禄でかっこいいのだ!)が歌う姿に、沖縄の文化の奥深さを知った。彼女は、当時中学生。最年少メンバーだったらしい。最初は、佐伯準一(ピアノ)さんと3人の出演の予定だったが、佐伯さんが、いつもサポートしているタカラヅカの仕事が抜けられず、二人でギターをかき鳴らしての出演に成った。それが、また、たまたま当時のスタイルで非常に好評で、引き続き話しをいただくようになった。それまでもダイバーとして、沖縄は大好きだったが、今はそれと同じぐら
い陸上、とりわけ那覇に興味があります。彼女の実家は、首里に有り、元々沖縄の王族だったそうです。だから、沖縄の苦い歴史もたくさん聞いた。戦争の話になると、広島生まれの自分は、他人事のように聞こえない。僕は、美味しいモノをごちそうになり、那覇のライブハウスを覗くごとに、全世代に音楽が生きている、深い歴史を持つ、沖縄の大ファンになったのです。

クラシック大好き少年だった僕は、高校生の頃、友人の影響でロックやフォークに目覚め、とりわけ熱狂的なCSN&Yのファンだった。本当は、デヴィット=クロスビーに成りたかった。声が高いと言うだけで歌わされ、ニールヤングと声域が近いため、歌ってみたこともある。けど、あまりに音痴ですぐやめてしまった。しかし、リバーブのほとんど無いマーチンのアコースティックギターの音色に郷愁を感じるのです。

キーコさんは、いわいるアメリカンフォークで、日本を感じさせないそういう曲を書く。歌詞も良い。湿っぽさがまったくない。声はKiroroとかに代表される沖縄人の伸びやかなハイトーンの女性の声だ。大部分の曲が中学生の頃作ったというのだからスゴい。彼女の音楽は、ピーター、ポール&マリーから少し後、まさにCSN&Yやアメリカのサウンドが、根っこにあると感じます。沖縄フォーク村では、最年少のメンバーで、デビューも間近だったらしいが、親の反対で、一切音楽を止めていたのだそうだ。それをひょんな縁で、佐伯準一さんが、録音を手伝った事がきっかけで、音楽活動を再開したのだそうです。彼女、彼女の一族の人生は、数奇な運命に満ちていて、とても興味深い。最近では、姪っ子さんは、とうとう紅白歌合戦に出演する歌手になった。その歌手の声を聞くと、沖縄の歌の伝統を再び思い出すのです。さて。

一度、共演させてもらって以来、彼女の音楽に感動して、ソロも何も無いまま、ご一緒にジャカジャカ、フォークギターを弾かせてもらっている。ギターを始めた頃の少年に戻って過ごす訳です。

*キーコ&フレンズ  ライブイン沖縄

 <キーコ&フレンズ>
名城公子(ボーカル&ギター)
佐伯準一(ピアノ)岡本博文(ギター)

 7月23日(水曜日)MUSIC CAFE KUMOJI(ミュージック カフェ クモジ)
開場19:00開演20:00 
 ライブチャージ¥2500(ワンドリンク付き)
沖縄県那覇市久茂地3−25−19 2F
ゆいレール県庁前駅 北口 徒歩5分
電話 098-862-3921

 

f:id:okamotoisland:20140721072156j:plain