アイランドな日々

ギタリスト岡本博文のブログです

佐藤弘樹的、生ラジオ終了!

生ラジオとして、スタートして2回目。

αステーションの看板DJ,佐藤弘樹さんと僕、そして、仕掛人RAGの河上ひかるの3人チームのプロジェクト『生ラジオ』が、終わりました。今回は、前回の評判を聞いてか、超満員のお客様。立ち見の皆さん,申し訳ありませんでした。そして、お越しになった皆さん、ありがとうございました!お疲れさまです。

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前回同様、シンガーソングライターでアルファの土曜日のDJ,川島 郁子さん。アルファでは、ニュース原稿を読んでいる、しかし、ステージは変幻自在に一番はじけてるキャラの百鳥秀世さん。そして、今回は、谷口キヨコ「キヨピー」さんも参加。

打ち合わせから盛り上がっていましたが、本番は、ほんまに炸裂!
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1部
1)僕がソロギター。

2)弘樹さんの詩と僕のギター伴奏が3編。
3)架空の生CM「スーパーぺろぺろ英語なめんなよ」という商品のテレビショッピングの設定。百鳥さん、大活躍でした。

4)映画の一場面を再現するラジオドラマ。今回は『カサブランカ』です。

弁士:百鳥秀世
リック(ハンフリー=ボガード):佐藤弘樹
エルザ(イングリッド=バーグマン):キヨピー
歌:川島 郁子
酒場のピアニストのサムの代わり:岡本博文


僕は、キヨピーに酒場で1曲弾いて、と言われるピアニストの役ですが、思いっきりギターですけど。(笑)でも、本読みの度に台詞が増えて。大変だと思ったけど、正直、どこか、有頂天になってる自分を発見しました。とっても楽しかった。
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2部

1)弘樹さんの朗読、

2)百鳥さんの「金子みすず」の氏の朗読。さすがのプロの仕事が続きます。
3)自作の「愛の詩」を披露したキヨピー。僕が伴奏。リハーサルの段階から大テレでしたが、本番は、すっかり入り込んで、さすがでした。こんなキヨピー、ラジオでやったら「何が彼女にあったんだ?」と言われるでしょう。そのぐらいロマンチックでした。
4)川島 さんの歌。今日の為に1曲、作詞作曲した川島 さん「ずっと」とっても良い曲です。なにより川島 さんのマルチな奥深さに、ハッとさせられました。
5)弘樹さんの「ひろしです」ならぬ「ひろきです」あの音楽が流れるや否や、会場は何が起こるかわかったみたいです。8分強におよびましたが、会場笑いっぱなしでした。

6)ドレクスキップの演奏。

7)声の出演者、全員で弘樹さんの詩「私たちにあるのは声だけ」を読んで終了。

下の写真は、後列、左から、百鳥さん、キヨピー、弘樹さん、川島 さん、ひかる氏、僕。前列はドレクスキップのメンバー、左からニッケルハルパ、ドラム、ギター担当者です。

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さて、ドレクスキップですが、想像以上に素晴らしいバンドでした。

最初は、アイリッシュの音楽のバンドのように思いました。アイリッシュ的な素早いユニゾンが延々と続き、12弦ギターがサウンドを支え、まるで民族音楽のビル=ブラッッフォードのようなタイトなドラムが、常にアクセントを叩き出します。鬼怒無月(ギター)が好きそうだな〜。と思っていたら、やっぱり友だちのようです。繋がりますね。リハを見た瞬間から興奮しました!実は、フィンランドの音楽なんですって。ケルト民族の流れなのかな?

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これは、ニッケルハルパ。多数の共鳴弦があり、実際には、4本の弦を弓でバイオリンのように弾きます。沢山のボタンがあり、それを押すと鍵盤のように音程を変えることができる訳です。音は、ビブラートのないバイオリン。フィドルと言った方が良いでしょうか。楽器としては、インドのシタール、バイオリン、ピアノの中間という非常に珍しいものです。インパクト大きい!なんと、同志社大学軽音出身。僕の後輩でした。これも、びっくり!

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すべてが終わって、楽屋裏のベランダでタバコを吸いながら、弘樹さんとふたり話しをしました。弘樹さん「今日は100%やりたいことができましたよ」「やりきりましたね」チーム『生ラジオ』は、今回で、またがっちり固まったようです。